飛ぶコタツ

妄想の空をどこまでも…

今日出会ひ今日別るるや十三夜

メインブログ「森の奥へ」に俳句記事を投稿しました。 www.keystoneforest.net うろこ雲ほどよく力抜けにけり 満ちるよりここで止まれや十三夜 今日出会ひ今日別るるや十三夜 暗き朝湯で顔洗う秋寒や 十三夜といふ夜ありや我の日に 山人(sanjin)👣@飛ぶコタツ

秋探す子らの声公園笑ふ

前回の記事(うろこ雲昼の三日月隠したり - 飛ぶコタツ)に掲載した「チェリストの指踊るごと秋のホールで」という句に続けて、何句か演奏会を題材にした句を詠みました。今回の記事には、その演奏会繋がりの句を4句載せています。いつもながらのことですが…

うろこ雲昼の三日月隠したり

TBS系列のテレビ番組『プレバト』の俳句部門の査定を担当されている夏井いつきさんが、俳句を詠むのに必要なものを三つ挙げられています。三つのもの。それは、手帳、筆記具、俳号だそうです。つまりは、それ以外に準備が必要なものなどなくて、誰にでもすぐ…

木の葉散る今が終わりか始まりか

Twitterに一日一句投稿している俳句が五句たまれば、ブログにまとめて記事にしようと考えていました。ですが、このペースでいくと五日に一回ずつブログを更新しないといけないことになってしまいます。一日一句俳句を詠むのが精一杯のわたしですので、今日ま…

熟す実も枯るる葉も同じ枝にあり

今年の八月の末に作句を始めました。以来一か月半ほどが過ぎますが、一日一句詠むのに悶々としつつ、創作意欲が薄れるにはまだ至っていません。俳句を詠むってなかなかに面白いです。音楽やラジオを聴いたり、スマホを見たりしていた通勤の途中に、今、考え…

夏の暮れ幕開いたまま音が消え

この夏、病を得て2週間ほど入院しました。病室に何冊か本を持って行きました。そのうちの一冊が『詩と出会う 詩と生きる』(若松英輔)でした。詩について勉強したかったわけじゃなくて、若松英輔さんの本が読みかったので選んだのでした。この本は、NHKカ…

机に向かう・机上の空論・机上整理

「机に向かう」というとき、机の上には本かノートか教科書か、何かの成果物か、これから成果物になる何かがあるはず。 机の上にも下にも何もなければ、おそらくその机そのものが成果物であるか、これから成果物になるか、の状態にあるのだろう。 「机上の空…